外国人教員(短期滞在)

ロバート・ダヴィドヴィッチ 客員教授
Robert Davidovici
担当:ヴァイオリン

ルーマニアのトランシルバニア出身。ダヴィッド・オイストラフに師事した後、ジュリアード音楽院でイヴァン・ガラミアンに師事。ナウムブルク国際ヴァイオリンコンクール、カーネギーホール国際アメリカ音楽ヴァイオリンコンクールなど、数々のコンクールで第一位に輝いた経歴を持つ。フロリダ国際大学でアーティスト・イン・レジデンスおよびヴァイオリン教授を務める一方で、世界各地の著名な音楽大学で客員教授を務める。また、バンクーバー交響楽団や大阪フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターを務めたほか、多くの音楽祭のオーケストラでリーダーを務めた。2023年には、ユネスコ本部でホロコーストの犠牲者を追悼する演奏も行った。室内楽奏者としても活躍し、エマニュエル・アックス、イェフィム・ブロンフマン、リン・ハレル、チョー・リャンリン、ヨーヨー・マ、アイザック・スターンなどの著名な音楽家と共演。カーネギーホールで「アメリカ音楽の巨匠」として特集され、テレビ特別番組にも出演するなど、その活動は多岐にわたる。録音に関しても多くのレーベルからリリースされており、特にポール・クレツキのヴァイオリン協奏曲の世界初録音を含むアルバムは高く評価されている。武蔵野音楽大学では1990年代から客員教授としてたびたび来日し、リサイタル、室内楽、公開講座などを行っている

ロバート・ダヴィドヴィッチ
ロバート・ダヴィドヴィッチ