
【学歴・取得学位】
1978年 青山学院大学文学部史学科卒業、博物館学芸員免許取得
1995年度文化庁派遣芸術家在外研修員
【職歴】
1980年 シェークスピア・シアター入団(~1981年)
1981年 68/71黒色テント(現・黒色テント)入団(~1991年)
1989年 (株)ストーリー・レーン所属(~2005年)
2005年 (有)ナヤ・コレクティブ所属
1990~2004年 桐朋学園大学音楽学部声楽科非常勤講師
1982年~ (財)日本オペラ振興会新人歌手育成部講師
1992~1995年 東京藝術大学音楽学部声楽科非常勤講師
1990年~ 断続的に二期会オペラスタジオ講師
1989年 武蔵野音楽大学非常勤講師(現在に至る)
【師事】
粟國安彦、佐藤信の各氏に師事。
【演奏・研究・執筆等】
『68/71黒色テント』(現黒テント)での演劇活動を経て、活動の中心をオペラの舞台へと移す。
1988年東京室内歌劇場『曾根崎心中』でオペラ演出デビュー。『カルメン』『蝶々夫人』等のグランドオペラから、『花言葉』(ロッセリーニ)、『Lo Frate 'nnamorato(兄妹どうしで恋におち)』(ペルゴレージ)等の日本初演作品、『ミナモ』(水野修孝作)等の新作まで様々なオペラを手がける。
新国立劇場では、小オペラシリーズで『成り行き泥棒』、台本も手がけた『イタリアのモーツァルト』、日本初演の『ザザ』で好評を博す。2006年2月には新国立劇場委託作品『愛怨』(瀬戸内寂聴/台本・三木稔/作曲)を演出。
【受賞歴】
「labo opera絨毯座」第2回公演『偽のアルレッキーノ/カンパネッロ』で、サントリー音楽財団第8回佐治敬三賞を受賞。
【その他】
明解な解釈と、様式にとらわれず現代の観客が受け入れやすい今日的舞台作りに定評があり、近年は小作品、あるいは小空間での上演にも意欲を示し、2006年実験オペラグループ「labo opera絨毯座」を主宰、これまでに4度の公演を果たす。