コンサートホール

パイプオルガン

バッハザールのオルガン(入間キャンパス)

バッハザールのオルガン(入間キャンパス)

ドイツのクライス社製で、同社の昭和57年最大の作品となっています。4段の手鍵盤と足鍵盤、2つの特殊ストップを含む計67のストップを備え、パイプ総数は4,644本。鍵盤アクションはトラッカー方式です。ストップは各々の鍵盤の特色を活かすように配置され、特にロマンティックな音色群、フランス系リード管を豊富に持ち、その多彩な音色の組合せは、古典から現代にいたる幅広いレパートリーの演奏が可能で、ダイナミックな表現を約束しています。

ベートーヴェンホールのオルガン(江古田キャンパス)

ベートーヴェンホールのオルガン(江古田キャンパス)

ドイツのクライス社製。55ストップで4段の手鍵盤と足鍵盤を有し、総数4,140本のパイプ群が、各鍵盤に機能的に配置されています。
鍵盤アクションは電気式、演奏台には種々のコンビネーションや様々な補助装置があり、その音色とともに近代オルガンの代表とされる、いわゆるネオバロックオルガンの姿が見られます。設置は昭和36年であり、わが国初の本格的コンサートオルガンとして、まさにモニュメンタルな存在といえましょう。

モーツァルトホールのオルガン(江古田キャンパス)

モーツァルトホールのオルガン(江古田キャンパス)

これは昭和45年にクライス社とヤマハ株式会社の共同製作によって設置されました。このホールの規模にあった2段の手鍵盤と足鍵盤、14のストップ、947本のパイプで構成されており、特に正面に設置された竹製のパイプ群は、このオルガンに独特の優雅な音色と装飾美を与えています。教員、学生の研究発表、公開講座などのほか、鑑賞教育にも利用されています。2017年には江古田新キャンパスプロジェクトに伴い、新モーツァルトホールに設置されています。

以上のほか、入間キャンパスオーケストラスタジオにはクライス社製、入間キャンパス古典音楽研究室にはラウクフ社製の、それぞれ特色をもつオルガンが設置されています。